前田大然と旗手怜央が所属するスコットランドの強豪セルティック。
今年1月に退団した古橋亨梧とポジションを争うこともあったFWアダム・イダーが物議を醸している。
24歳の彼は190cmの大型ストライカーだが、『BBC』によれば、彼がタクシー内で嘔吐するなどした夜遊び動画がSNSで拡散されたという。
ただ、ブレンダン・ロジャーズ監督は、イダーから連絡があったとしつつ、彼を擁護していた。
「悲しいね。彼はチームの中でどこにいるのか、集中力やメンタルの面でどこにいるのかを分かっている。これは休みの日に起きたことだ。
悲しいのは、24歳のサッカー選手がリラックスする時にも何者かに撮影されていることだ。これは一般の人達にとっても課題だと思うが、若いサッカー選手であればそれが見て取れる。
彼から詳しい話を聞いた。彼が素晴らしい若きプロフェッショナルであることに疑いの余地はない。
悲しいことに、これが世の常だ。
人々はサインを貰いに行ったり、ビデオを撮りに行くかもしれない。そして、悪ふざけするやつがやってきて、ビデオの中で別のことを言う。
すると人々は不思議がる。なぜ選手は一緒に映像に映ってくれないのか?なぜサインをしないのか?なぜ車で通り過ぎるのか?と。なぜなら、彼らを晒そうとするからだ。
そうであるなら、なぜ彼らはリスクを冒すのか?ただ通り過ぎるだけなのか、それとも気にしないだけなのか。
悲しいね、子供たちはサインを欲しがったりするものだからね。それが我々の現状だ。それを受け入れるしかない」
あくまでも休日に起きた話として気にしていないようだ。
そのうえで、何でも撮影され、切り抜かれる世の中を嘆いてもいた。