伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオが所属するフランス1部のスタッド・ランス。
降格危機に陥ったチームは監督交代を決断したあとも低調だったが、15位にまで順位を上げるなど復調傾向にある。
一時は控えになった32歳の伊東も復活しつつあるとサンバ・ディアワラ監督が認めていた。
2人は20日のトゥールーズ戦に向けた会見に登壇するとこう話していたそう。
ディアワラ監督
「彼は面白くて、独特のユーモアのセンスがあり、(英語で表現すると)かなり鋭い。あまり話さないけれど、要点を突いている。何か思ったことはすぐに口にするけれど、最小限の言葉、でもメッセージはきちんと伝わる。
私は彼に話しかけすぎているんじゃないか、動画を作りすぎているんじゃないかと感じているんだ。5分の動画も、彼は2分でいいと言う。
純也の調子が良くなったから、チームも良くなっているのか。そういう言い方はしたくない、確信を持ってそう言うつもりはない。
彼に反撃してほしかったのは確かだが、彼を刺激することが目的だったわけではない。彼はチームに復帰できたし、いい結果も出ている。また、チームだけでなく彼にも合うプレースタイルを採用した(低いブロックから素早くカウンターアタック)。
なぜなら、セットプレーでの攻撃があまり効果的ではないことを自覚している彼は、自己表現のためのスペースを必要としているからね。だからこそ、我々は徐々に待ち望んでいた純也を取り戻しつつある。
(会見場で入れ替わった伊東に対して)グッドラック、饒舌になってもらいたいね!」
伊東
「(監督から面白いと言われたことについて)人を笑わせるつもりはないけど、面白いと思ってもらえたら、嬉しいですね。動画が長すぎて意味が分からない時は、そう言いますよ」
伊東は口数は多くないものの、思ったことははっきり口にするようだ。
また、ランスとの契約は2026年までだが、その後については「分からない!」と話していたそう。