昨年から中国2部の遼寧鉄人でプレーする邦本宜裕。
27歳の彼は、かつては浦和レッズで期待される逸材だったが、2014年に素行不良で退団。2017年にはアビスパ福岡でもクラブ内の秩序を乱す行為があったとして契約解除になった。2022年には韓国の全北現代を飲酒運転事故を起こし、逮捕されて退団。
その邦本だが遼寧鉄人では10番を背負い、主力として活躍している。
そうしたなか、一部中国メディアが、邦本は中国代表への帰化に前向きだと伝えたものの、「事実と異なることが立て続けにニュースになってます」と本人がそれを否定した。
中国の『Hupu Sports』でも、この話題を伝えている。
「中国に帰化するつもりか?邦本が否定。中国サッカー誌に掲載された誤報だった。
遼寧鉄人の邦本が独占インタビューで中国国籍への帰化を検討する意向を示したと報じられた。
しかし、18日に邦本は自身のインスタグラムアカウントでこの報道は事実ではないと否定した」
これに対して中国のファンたちはこのように反応していた。
「メディアが噂を広め、それを反論してアクセスを稼ぐ典型的な例。日本人が帰化されるぞ!見ろ、日本選手は帰化を拒否しているってね」
「もう一度言うが、中国には最高のファンはいないかもしれないが、間違いなく最悪のスポーツ記者がいる」
「この男はアジアチャンピオンズリーグレベルの助っ人外国人だ。中国スーパーリーグ(1部リーグ)でプレーする資格を十分に備えている。1部ならさらに能力を発揮するだろう」
遼寧鉄人は4試合を終えた2部で現在3位。上位2位に入れば、来季1部に昇格できる。