かつてマンチェスター・シティやイングランド代表などで活躍した名選手トレヴァー・シンクレア氏が、税金の滞納によって破産の危機に直面しているようだ。

『The SUN』によれば、シンクレア氏は現在2021年から2022年にかけて発生した税金3万6000ポンド(およそ700万円)を支払っていない状況だという。

そのため税務当局は裁判所に対してシンクレア氏へ破産宣告を言い渡すよう要求しているとのこと。

シンクレア氏は現在52歳。かつてQPRやウェストハム・ユナイテッド、マンチェスター・シティなどでプレーしたことで知られる名プレーヤーだ。

攻守に渡って幅広くプレーするウインガーとして活躍し、2002年に日本と韓国で行われたワールドカップではイングランド代表のレギュラーとして出場し、あのデイヴィッド・ベッカムと両サイドのコンビを組んでいた。

引退後にはテレビやラジオの解説者として活躍してきたものの、2017年には飲酒運転で事故を起こしたためにBBCを解雇され、2022年には「黒人や褐色人種がなぜイギリス女王の死を悼まなければならないのか」とツイートしたことで大炎上した。

また、ともに仕事をしていた会計士が死去したこともあって、近年は経済的に困窮していた…という情報もある。

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なお、シンクレア氏の代理人であるロバート・リー氏は裁判所に対して支払いの延期を求めており、「現在サウジアラビアでの仕事をオファーを受けている」として資金の調達が可能だと訴えているそうだ。

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