高校年代サッカーの最高峰、高円宮杯U-18プレミアリーグは早くも4節が終了。

EASTは流通経済大柏(3勝1分)、WESTでは名古屋グランパスU-18(4連勝)がそれぞれ単独首位に立っている。

一方、参加24チームの中で、唯一開幕4連敗を喫したのが青森山田だ。

サンフレッチェ広島F.Cユースと並び、最多3度のU-18プレミアファイナル制覇を誇る高校サッカーの帝王。近年も黒田剛前監督がFC町田ゼルビア監督に就任するため退任した2023年度、現在も指揮を執る正木昌宣監督のもとでプレミアと選手権の2冠を達成している。

しかし、今季は開幕戦でFC東京U-18に1-2と敗れると、横浜FCユース、前橋育英、鹿島アントラーズユースにいずれも0-1で敗戦。相手が強豪ばかりとはいえまさかの開幕4連敗となってしまった。

青森山田にとっては未曽有の事態…。ただ、雪国で活動する彼らが春先の序盤戦で苦しむことはこれまでもあった。今後の巻き返しが注目される。

高校サッカーの帝王!青森山田「歴代ベストイレブン」はこれ

ちなみに、今季の青森山田で注目の一人が2番を背負う2年生DF三國ケースマンエブス。兄の三國スティビアエブス(アルビレックス新潟シンガポール)と三國ケネディエブス(名古屋グランパス)はいずれも青森山田で選手権制覇を成し遂げている。

【Qolyインタビュー】中国帰化否定…邦本宣裕が数々の“悪童報道”の真相を激白「事実を載せてほしい」