井上尚弥は、4日にWBA、WBC、IBF、WBOのスーパーバンタム級世界タイトルマッチをラスベガスで戦った。

格下とされていたラモン・カルデナス相手に第2ラウンドでまさかのダウンを喫するも、その後は攻勢を強めて圧倒すると、第8ラウンドにTKO勝利を収めている。

ロサンゼルスのエンジェル・シティーでプレーする遠藤純は、この試合をテレビ観戦していたことをSNSで報告。

「Here we go」とハートの絵文字付きで井上を応援しており、勝利の瞬間には歓喜のシャドーボクシングまで披露していた。

スポーツバーらしき場所で一緒に観ていた人が「遠藤純は(サッカー選手の)後はボクサーになりたがっている(笑)」とつづっていたほど興奮していた。

24歳の遠藤は、2019年と2023年の女子W杯に出場したなでしこジャパンの主力級選手。左膝前十字靭帯損傷で長期離脱を余儀なくされていたが、復帰に向けて近づいている。

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なお、井上は30戦全勝で27KO。『BoxingScene』は、「カルデナス戦の勝利により、井上はヘビー級のジョー・ルイスが保持していた世界タイトルマッチのKO勝利記録を更新した(23度目)。アメリカで戦って活躍したことで彼のレガシーはすでに高まっているが、ルイスの銅像が立つTモバイル・アリーナでこの記録を達成したことはよりふさわしいものに思える」と伝えている。

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