欧州最強クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグの戦いが佳境を迎えている。
6日にはインテル対バルセロナの準決勝2ndレグが行われ、歴史に残る死闘となった。
1stレグも3-3の打ち合いだったが、この日もホームのインテルが2点を先取するも、バルサが3点を奪い返して逆転。
だが、インテルは後半アディショナルタイムにDFフランチェスコ・アチェルビの起死回生ゴールで土壇場で追いつくと、延長戦でダヴィデ・フラッテージが決勝ゴール!
逆転に次ぐ逆転となった2ndレグを4-3で制したインテルが、2試合合計スコア7-6で決勝進出を決めた。
敗れたバルサDFエリック・ガルシアは「我々にとって本当に残酷だった。今回もまた外部要因のせいで、思い通りにはいかなかった。前回ここに来た時、あの審判に何が起きたかは誰もが知っているだろう。7失点も喫したのだから、言い訳にはならないけどね。僕らは誇りに思うべきだ。誰も信じてくれなかった年だったから」とうなだれていた。
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なお、37歳のアチェルビは、22歳まで下部リーグでプレーしていた苦労人で、精巣ガンを克服した選手でもある。