天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会は11日、47都道府県代表がすべて決定した。
青森では、住友生命杯AOFA第78回青森県サッカー選手権大会(天皇杯県予選)の決勝がプライフーズスタジアムで行われ、ラインメール青森がヴァンラーレ八戸にPK戦の末勝利。5年ぶり4回目の本選出場を決めた。
J3で現在4位のヴァンラーレ八戸と、JFL首位のラインメール青森。好調なチーム同士の決勝戦は、スコアレスのまま120分で決着がつかず、PK戦へ。
そして5-5で迎えた8人目、ラインメール青森の守護神、廣末陸が青森山田高校の後輩・蓑田広大のキックをストップし、5年ぶりとなる天皇杯への切符を勝ち取っている。
ベガルタ仙台や大宮アルディージャなどを率いた地元出身の原崎政人監督が今季就任した青森は、JFLでここまで5勝3分と無敗。8試合で9得点ながら、失点はわずか1点という堅守を誇り、今回の八戸戦でも見事な零封劇を見せている。
来季Jリーグ参入の有力候補となりつつあるラインメール青森は、5月25日(日)の天皇杯1回戦、BTOP北海道とホームのプライフーズスタジアムで対戦。
勝利すれば、2回戦ではJ1の横浜F・マリノスとのアウェイゲームに臨む。