20日に発表されたフロリアン・ヴィルツのリヴァプール移籍。1億ポンドもの移籍金がレヴァークーゼンに支払われると伝えられており、この夏最初の大型取引となった。
ただ今夏はクラブワールドカップの関係もあって移籍期間は長くなっており、マーケットが閉じる9月1日までクラブは様々なアプローチをすることができる。
今回は『sportsmole』から「今夏のマーケットで行われそうな大型移籍」5名をご紹介する。
ヴィクトル・ギョケレシュ
現所属:スポルティングCP
移籍先の噂:アーセナル?
マンチェスター・ユナイテッドとユベントス両方からのアプローチを拒否したとされるスポルティングCPのストライカー。彼は移籍するならばアーセナルのみを求めていると伝えられる。
2024-25シーズンに52試合で驚異的な54ゴールを記録したこのスウェーデン代表選手は、アーセナル加入に心を決めていると理解されているが、スポルティングとの移籍金についてはまだ合意に達しておらず、クラブは選手との関係悪化のリスクを抱えているようだ。
契約には8500万ポンド(およそ168億円)のリリース条項が付随しているが、アーセナルはそこまでの提示を行っておらず、現在のところ完璧な中間点はまだ見つかっていない状況だ。
この移籍は今夏最も注目される移籍の一つとなっており、ジョケレスの圧倒的なゴール記録がアーセナルの攻撃力向上に大きく貢献することが期待されている。スポルティングとアーセナルの間での交渉は複雑化しており、両クラブが合意できる移籍金の設定が今後の鍵となる。
ルイス・ディアス
現所属:リヴァプール
移籍先の噂:バルセロナ?
国内3冠を達成したバルセロナは、リバプールのFWルイス・ディアスの獲得で戦力をさらに強化する可能性があると伝えられている。
このコロンビア代表選手は長らくスペインの巨人クラブとの移籍が噂されてきた。ただ、最高6000万ポンド(およそ118.1億円)になる可能性があると噂される移籍金をバルセロナが支払えるかどうかは不明のままだ。
ディアスはサウジアラビアのプロリーグのチームからも関心を持たれていると報じられており、バルセロナはこの28歳の選手を獲得するために、リバプールが受け取る可能性のある金銭的パッケージに匹敵する条件を提示できることを期待しなければならない。
バルセロナの財政状況は近年厳しく、大型移籍を実現するためには創造的な資金調達が必要となる可能性が高い。ディアスの多才性とスピードは、フリック監督のシステムに完璧にフィットすると考えられており、バルセロナの左サイドでの活躍が期待されている。