Jリーグでもプレーした韓国サッカーのレジェンドが、母国の大学サッカーの復活に動いた。
韓国大学サッカー連盟は23日、大学サッカーの新しい選手育成システム『UNIV PRO』の強化総括ディレクターに、現役時代に清水エスパルス、横浜F・マリノスでもプレーした元韓国代表の安貞桓(アン・ジョンファン)氏を任命したと伝えた。
『UNIV PRO』は、韓国大学代表チームの常時運営、同代表チームの海外交流の強化や、韓国プロクラブとの連携などを通じてエリート選手を輩出する新たな試みで、安氏は全般的な運営と広報、戦略ブランディングなどの業務を行う予定だ。
1976年生まれで現在49歳の安氏。
端正な顔立ちとJリーグや韓国代表での活躍が印象深い選手だが、当時韓国1部の釜山大宇ロイヤルズでプロデビューする前までは亜洲大学のサッカー部で4年間プレーしている。
韓国では数少ない大学での活躍を経てプロ入りしたスター選手だ。
安氏は「大学サッカーが生き返ってこそ韓国サッカーが生きるという考えで快く受諾しました。大学サッカーの舞台で成長して海外進出とワールドカップ(W杯)という大きな舞台で活躍した選手としての経験を生かす」と意気込みを語っている。
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現在は韓国の放送局『MBC』の解説委員やタレント活動など多忙な日々を送っている安氏だが、自身のキャリアの土台となった大学サッカーの復活のために尽力する。