ワールドカップを来年に控えるなか、新天地を求める日本代表選手たちが散見されている。
27日、ドイツ1部ホッフェンハイムは、ベルギー1部のユニオンから日本代表DF町田浩樹を獲得した。
かつて宇佐美貴史もプレーした同クラブは、昨季のブンデスリーガで15位だった。
190cmを誇る27歳の大型センターバックは、これが初の5大リーグ挑戦になる。
「長身を活かして空中戦にも強く、優れた視野と正確なパススキルも兼備。彼の存在感とスキルは、我々の守備に求められる安定感をもたらしてくれると確信している」とスポーツディレクターは期待している。
同じくドイツ1部のザンクトパウリも27日にベルギー1部のシント=トロイデンから23歳の日本代表MF藤田譲瑠チマを獲得したと発表。
かつて宮市亮もプレーした同クラブは、昨季のブンデスリーガで14位だった。
スポーツディレクターは「ジョエルは、ゲームインテリジェンス、ダイナミズム、そして守備面での存在感という、エキサイティングな要素を併せ持っている。テクニックに優れ、非常によく訓練されており、若いながらも国際経験も積んでいます。我々のサッカーをさらに発展させてくれると確信している」とコメント。
そして、チェコ1部のスラヴィア・プラハは、英3部ルートンから26歳の日本代表DF橋岡大樹を獲得した。
契約期間は2029年6月末まで。
1892年創設のスラヴィアは昨季のチェコ王者で、来季のUEFAチャンピオンズリーグに出場する。
クラブは橋岡のことを3年間も注視してきたそうで、「素晴らしいヘディングを持った万能選手。プレミアリーグと代表での経験を持っている」と期待しており、右ウィングバックでの起用される見込み。