リヴァプールでプレーしていたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタが、交通事故によって死去したと伝えられた。
『Marca』などの報道によれば、事故はスペインのパラシオス・デ・サナブリアの高速道路で発生したものだという。
木曜日の午前1時ごろ、ディオゴ・ジョタと弟のアンドレ・シウヴァ(ペナフィエウ所属)が乗る車が高速道路から外れ、炎上したとのこと。すぐに消防が駆け付けて消火を行ったところ、焼けた車内から彼ら2名の遺体が発見されたという。
ディオゴ・ジョタは長く交際していたルーテ・カルドーソと結婚式をあげたばかりで、彼女との間にはすでに3人の子供を授かっていた。
2020年夏にウォルヴァーハンプトンからおよそ4000万ポンド(およそ73.5億円)の移籍金でリヴァプールへと加入したディオゴ・ジョタ。これまでプレミアリーグでは190試合に出場して63ゴール24アシストを記録し、数々のタイトルに貢献してきた。
またポルトガル代表でも長く中心的な存在として君臨しており、先日はUEFAネーションズリーグ制覇も経験したばかりであった。
なお、ポルトガルサッカー連盟は本日行われるUEFA女子EUROのポルトガル代表対スペイン代表の試合で1分間の黙祷を行うことを要請しており、UEFAの判断を仰いでいる状況にあるそう。
なお、現在のところは各メディアも情報が錯綜しており、葬儀などの予定についても決まってはいないようだ。