元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが7日、自身のSNSにて、現役引退を発表した。
ラキティッチは1988年3月10日生まれの37歳。クロアチア人の父とボスニア系クロアチア人の母のもとスイスで生まれ、2005年にFCバーゼルでプロデビュー。
内田篤人とチームメイトだったシャルケ、さらにはセビージャを経て、2014年に加入したバルセロナで世界的MFとしての評価を手にした。
クロアチア代表でも106試合に出場し15ゴールを記録。2度のワールドカップ出場(2014、2018)、3度のEURO出場(2008、2012、2016)を経験している。
2020年にバルサからセビージャへ復帰。2024年にサウジアラビアのアル・シャバブで短期間プレーした後、2024-25シーズンはクロアチアの名門ハイドゥク・スプリトに所属していた。
ラキティッチはこの日、「Dear Football」(親愛なるフットボールへ)と題した動画をSNSへ投稿。以下のような言葉を綴り、現役に別れを告げている。
「君は、友人、感情、喜び、そして涙をくれた。君は人生そのものをくれたんだ。そしてそれは、いつまでも誇りとして胸に抱いていく。
今、君に別れを告げるときが来た。でも、たとえ僕が君から離れたとしても、君が僕から離れることはないと分かっている。ありがとう、フットボール。すべてに感謝を」
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現在、クラブワールドカップに出場しているレアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチもラキティッチの引退表明に反応。「レジェンド!なんて素晴らしいキャリアだ!ありがとう兄弟!」と惜別のメッセージを送っている。