2007-08シーズンからプレミアリーグを放送しているスポーツ専門局『J SPORTS』。
地上波放送の完全デジタル化にともない2011年にはBS帯域にも進出し、一般家庭でも気軽に視聴できるようになった。今、日本でも多くのサッカーファンが『J SPORTS』でサッカーを楽しんでいる。
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— J SPORTS フットボール公式 (@jsports_soccer) 2015, 8月 5
そんな同局は2015-16シーズンからもプレミアリーグを中継しているのだが、先週末の中継に関して一部のファンの間でちょっとした議論が巻き起こった。
というのも、『J SPORTS』はこの第4節でチェルシーの試合を生中継しなかったのだ。
開幕以来、どこかピリッとしないチェルシー。しかし、チェルシーはディフェンディングチャンピオンであり、この試合はジョゼ・モウリーニョの記念すべきプレミアホーム100試合目であった。前年度チャンピオンの試合が第4節にして生放送されない…考えてみれば、確かに不思議ではある。
また、この節ではリヴァプール対ウェストハム戦も放送がなかった。昨シーズンは6位だったとは言え日本には多くのリヴァプールファンが存在している。そのため、「なんでリヴァプール戦の中継がないの?」と首を傾げたファンもいたことだろう。
さらにこの第4節では、同局が中継したボーンマス対レスター戦で、岡崎慎司が先発出場しなかったのだ。岡崎は後半スタートから出場したものの、こうしたことがチェルシーファン、あるいはリヴァプールファンを刺激した部分は少なからずあるだろう。
いずれにしても、岡崎のレスター移籍にともない、これまで当たり前のように放送が確約されていたクラブのファンは毎節の放送カードについて一喜一憂することになったのだ。
では、『J SPORTS』はどのような基準でプレミアリーグ中継の放送カードを決定しているのだろうか?