(2010年ワールドカップでも問題を抱えていた?)
「選手としては、まるで機械のようになることを期待される。結果を出し続けて、パフォーマンスを維持し続けて。
良い給与を貰って、ビッグクラブでプレーして、何故毎週いい調子が出せないのか?そのようなことにはならない。簡単じゃない。そして、その事実を忘れることも簡単だ。
2010年は最悪の時間だった。僕の夢はワールドカップだったはずだが、正直に言えば行きたくなかった。家にいたかった。
妻にも言っていたよ。『もうたくさんだ、家に戻りたい』と。そうしたくはなかったけど、そのように感じていた。
私はそれをほとんど自分の中に留めた。家族も全ては知らないよ。
サッカーにおいて話されるのはそのようなことじゃない。これまで明かしたこともなかった。僕がともにプレーした選手たちも、これを読んで初めて知るはずだ」
キャリックが初告白する「鬱との戦い」…W杯にも行きたくなかった
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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