『Times』は9日、「元マンチェスター・ユナイテッドMFのマイケル・キャリックは、2009年のチャンピオンズリーグ決勝で敗れた後うつ状態になっていたことを明かした」と報じた。

マンチェスター・ユナイテッドは2007-08シーズンにチャンピオンズリーグを優勝し、その次年度も決勝戦まで進出した。

しかし開始からわずか10分でサミュエル・エトーのゴールを許し、さらに後半はリオネル・メッシに追加点を決められてしまう。最終的に2-0と敗北し、2連覇の夢を逃した。

キャリックはこの試合について以下のように話し、敗北した後にはうつ病のような状態になり、ワールドカップでもそれを抱えていたという。

マイケル・キャリック

「あれは自分のキャリアの中で最も大きな低迷だったし、何故なのかは本当にわからなかった。

キャリア最大の試合で失望を味わったからだと思った。チャンピオンズリーグを優勝したことはあったのに、それは全く関係なかった。

本当に落ち込んでいた。それはうつ病のように感じたよ。

一回限りのことじゃなかったからうつ病と表現するんだ。いくつかの試合の後、酷い感覚に襲われた。しかし数日後にはそれを乗り越えられる。奇妙な気分だった」