――周りにミズノを履いている選手が多いですし、スパイクトークとかは結構したりするんですか?
しますね。それぞれが違うスパイクなので、自分のスパイクの良さを他の選手にプレゼンしたりしています(笑)。
僕は小学5年生からずっとミズノを履いています。中学生のときに一回違うメーカーのスパイクを履きましたけど、しっくり来なくてすぐに戻りました。足の“馴染み方”が全然違っていて、他のメーカーを履いたことでよりミズノの良さが分かりました。
『モレリア』から『ウエーブブレード』、『バサラ』、そして『レビュラ』。モデルが変わることを不安に思っている選手もいるんですけど、ミズノはいつもそこを超えてきてくれます。
求めているものに必ず何かをプラスしたスパイクを作ってくれるので、選手として嬉しいですし、履きたい!という気持ちになります。
――好きなスパイクのカラーはありますか?モデルチェンジなどで履き続けることはなかなか難しいと思いますが、登里選手はなんとなく“青”のイメージがあります。
中学時代に履いていた『モレリア2』は青でした。当時青いスパイクは少なかったですし、今回の『レビュラカップ』も綺麗な青なので気に入っています。
あと奥さんや友達がスタジアムに来たときに分かりやすいよう、なるべく他のメーカーと違う色を履くようにはしています。大阪人なので派手な色が好きな部分もありますけど(笑)。最近は今年春に出た『レビュラ3』のゴールド×ネイビーを履いていました。
――スパイクに関して、ルーティーンというかいつも行っていることはありますか?
スパイクの箱を開けたらまずシューズに装着されている紐を全部取って、自分で一から紐を通していきます。長さを調整しながら、外側を先に下へ通して次は上という感じで。
試合のときは左足からピッチに入ることが多いですね。
――スパイクへのこだわりとしてはやはり先ほど言っていた“グリップ力”でしょうか?
昔は“軽さ”でした。その点も『レビュラカップ』には満足しています。今は先ほども言った“グリップ力”や外側へ沈みこまないことなどを重視しています。
また継続的に進化をしてきた中で今回、グリップ性のあるFTグリップによってアッパーが改良されました。僕の中でこれまで「変えてほしい」と考えたことのない箇所だったのですが、履いてみてその感触に驚きました。
こうなると逆に、「次はどうなるんだろう」と今から考えてしまいます(笑)。