1月31日に行われたAFCアジアカップ2023・ラウンド16で日本代表に敗れたバーレーン代表。
試合開始直後はしばらくいい場面もあったが、毎熊晟矢のミドルシュートから堂安律の先制点を許し、後半開始からまもなく久保建英のゴールでリードを広げられた。
その後セットプレーからのオウンゴールで1点を返すも、さらに上田綺世の追加点によって再びリードを広げられ、3-1というスコアで敗北している。
『Al Jazeera』によれば、この試合を観戦していたバーレーンのサポーターは以下のように語っていたとのこと。
「残念ながら、バーレーンのレベルは高くなかった。我々には監督の交代、そして新しいコーチが必要だ。
以前バーレーンを率いていたエーリオ・ソウザ前監督(現カタールSC)のほうが、フアン・アントニオ・ピッツィ監督よりも優れていた。
このようなレベルのままでは次のアジアカップには出場できないだろうし、出場できたとしてもグループステージを突破することは不可能だ。でも、代表チームに良い未来があることを祈っているよ」
また、他のサポーターはバーレーン国内のリーグが発展しないことを指摘し、レベルを上げるためには10年以上努力を続けなければならないと話したそう。
「チームの不振を導いている理由はたくさんある。その中で最も顕著なのは、国内リーグが全く発展しておらず、役に立っていないことだ。
バーレーンのリーグは選手をやる気にさせて全力を尽くさせるような価値を与えられていない。我々が日本代表戦で見たものは、行き当たりばったりのプレーであり、組織性は全く感じられなかった。
チームの限界がラウンド16だった。ベスト8に進出する野心を抱くことはできないよ。ワールドカップでプレーすることも望めないよ。10年以上に渡る継続的な取り組みが必要だ」
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なお、今回のアジアカップに出場したバーレーン代表メンバーのうち、国外でプレーしているのはわずか3選手のみ。
バーレーンのトップコンペティションであるプレミアリーグは12チームで構成されており、全22節で行われている。ほとんどのクラブがリファ、マナマ、ムハラクに本拠地を置いており、多くのスタジアムが共同で使われているのが特徴だ。