1月31日に行われたAFCアジアカップ2023のラウンド16で、日本代表を相手に1-3と敗れたバーレーン。
序盤はいい形で試合を進めたものの、毎熊晟矢のミドルシュートから堂安律のゴールを許し、さらに後半スタート直後に久保建英に追加点を決められてしまった。
その後コーナーキックから1点を返したものの、再び上田綺世のゴールによって突き放され、最終的には2点差で敗北することになった。
『marsalqatar』によれば、バーレーンの監督を務めるフアン・アントニオ・ピッツィ氏は以下のように語っていたとのこと。
「我々バーレーンは、個人のレベルにおいても、チームの経験においても上回る相手と対戦した。その中で試合開始直後や1点差に詰め寄ったところで対抗することができた。
選手たちはアグレッシブさを見せて理想的なスタートを切ったが、最初に失点したあとで試合を思うように進められず、後半開始早々に2失点目を喫してしまった。
そこから崩れなかった振る舞いについては良かった。しかし5年間も同じ監督の下でプレーしている日本の経験が、試合のコントロールを明け渡してくれなかった。
日本代表の選手は皆レベルが高く、ヨーロッパでのリーグを経験している。それが試合において優位性をもたらしていた。
ただ、バーレーン代表チームが見せてくれたレベルには満足している。韓国や日本のような強豪国と対戦し、私の戦略にも応えてくれて、そのレベルは着実に向上している。
このような強い相手との試合を経験することが大事だ。将来のチャンスに向けて成長するために、このような試合から学んでいくことが重要である。そして2026年ワールドカップの予選、2027年アジアカップの予選に向けて準備していかなければいけない」
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日本代表チームの選手たちはヨーロッパでの豊富な経験を持っており、さらに5年間同じ森保一監督の下でプレーしているため、それらの要素がバーレーンを大きく上回る要因になったとのこと。