林健太郎

1972年8月29日生まれ

2人目は、卓越したゲームコントロールで中盤の底から試合を支配したボランチ。

高校は桐蔭学園へ進み、同級生には同じ町田市出身の福永泰、1学年上にはのちにヴェルディ川崎でチームメイトになる長谷部茂利(現アビスパ福岡監督)がいた。

1995年に駒澤大学からヴェルディへ加入すると、すぐさまその天才ぶりを発揮し、1年目から加茂周監督の日本代表に招集され2試合に出場。広い視野とプレービジョンを持つ大型MFとして期待された。

しかし独特のプレースタイルもあってか伸び悩み、2009年にヴァンフォーレ甲府で現役を引退。2018年から古巣ヴィッセル神戸のスタッフとなり一時は暫定監督も務めたが、今季からガイナーレ鳥取で監督に就任している。

秋元陽太

1987年7月11日生まれ

ここから3人は1987年生まれの同級生。

中学から横浜F・マリノスのアカデミーに進んだ秋元陽太。ただ、高校はFC町田ゼルビアのホーム、町田GIONスタジアムのすぐそばにある野津田高校に通っていた。

10代の頃は世代別代表の常連で、2006年に横浜F・マリノスでトップ昇格。2012年に移籍した愛媛FCでレギュラーを獲得すると、2015年に加入した湘南ベルマーレでは守護神としてJ1昇格に貢献した。

2016年にFC東京へ引き抜かれたものの1年で湘南へ戻り、2020年に地元のFC町田ゼルビアへ。翌年こちらも復帰の愛媛FCで1年間プレーしたのち現役を引退した。現在は指導者となっている。