「そこは選手だけの問題ではなく、スタッフだったり、評価だったり、チームとしての評価っていうものが、そっちにかなり傾いている状態なので。そういう選手が重宝される中でそういう選手になっていくっていうのは自然の流れなのでね。選手も試合に出るために、評価されるためにそっちに行くっていうのもしょうがないことだと思います。

あとは僕が思うサッカーがうまいというかレベルの高いプレーっていうの、皆さんが思うレベルの高さっていうのが違う可能性っていうのはもちろんあるし。それは人それぞれなので、そこも含めてひとつの意見として聞いてもらえればいいかなと思います。僕の思うそのレベルの高さっていうのは、先ほども言ったようにフィジカル的な強さだったり速さだったりを、味方も含めた連携として、いろんなタイミングだったり、目線だったり、体の向きだったりそういう技術的な部分で上回るそういったところにレベルの高さっていうのを感じるので少しそういう部分では下がっているのかなっていう感覚はありました。

この動画を撮った前日に鈴木優磨とこの件に関しても話をしたんですけど。僕は今J1ではプレーしていないので、逆にJ1を外から見ている客観視をできるっていう部分もありますし。そこで感じた部分もあったので、そういう発言をしているということと。

あとは実際にJ1でいま戦っている鈴木優磨とも話してみて、彼自身も僕と同じような感覚のところで言うなら、やっぱりレベルは下がっているという話をしていて。ただフィジカル的なところだったり、インテンシティだったり、そういうところは上がってますっていう話はしてたので。確かにそれはそうだなっていう話を2人でしましたね。

ただ、世界的に見てもそういうチームはもちろん多いし、全体的なインテンシティっていうのは上がってきている中でも、大体優勝するチームっていうのはそのフィジカル的な要素を全面に押し出すというよりはそれをさらにかわす、フィジカル的なことができる中でもそこをしないで体力を使わずにもサッカーができる、そういう戦い方をしているチームが優勝しているとは思うので。

Jリーグもそうなっていくべきというか、以前のようにそういう部分も評価されるべきかなとは思います。そこは段階だったりもあるかもしれないんですけど、どちらかに偏ることもなくサッカーという競技をやる方も楽しく見る方も楽しくするためには、その辺の考えが必要なのかないう風に今考えております。

当たり前の話をしたような感じなんですけど、J1のレベルが下がったって発言の裏という、発言に付け加えるならばこういう感じかなと思います。

ちなみに、J2、J3の全体の平均値でいうとかなり上がってるなっていう印象はあって。実際に僕もJ3でプレーしていますし、鈴木優磨とも話して天皇杯とかでJ3とやった時に昔より苦労するという話も出ていたので、フィジカル的な部分でサボらないというか、本当に労を惜しまないプレーができる選手は多いので、やっぱりそういう選手が多いとそのJ1のチームでも苦労するなっていう感じです」

フィジカル面は向上しているとしつつ、それ以外の部分でレベル低下を感じるとのこと。

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鹿島FW鈴木優磨も西の意見に同意していたようだが、J2やJ3はむしろレベルが上がっており、J1との差が縮まっているとも感じているようだ。

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