栃木から世界へ羽ばたいたレフティー

明本考浩

返り咲いたクラブ:栃木SC

無尽蔵の運動量と精度の高い左足を持ち合わせる明本は栃木SCユース卒団後は関東の名門国士舘大へ進学。2019年のユニバーシアード日本代表に選出され、優勝に貢献した。大学卒業後は栃木SCに返り咲き、リーグ戦40試合7得点とルーキーながら主力としてチームをけん引した。

翌シーズンにはJ1浦和レッズへステップアップ移籍を果たし、昨年1月にはベルギー1部ルーヴェンへ期限付き移籍で入団。同年7月には同チームに完全移籍で加わり、栃木から世界へと羽ばたいていった。

地域リーグから浦和へ駆け上がったアタッカー

長倉幹樹

返り咲いたクラブ:浦和レッズ

波乱万丈のキャリアを歩みながら浦和レッズへ帰還した長倉。浦和ユース卒団後に順天堂大へ進学するも、大学卒業後はプロから声がかからなかった。関東1部東京ユナイテッドへ加入すると、リーグ戦9試合8得点と圧巻の活躍を見せて、シーズン途中で当時J2のザスパクサツ群馬へステップアップ移籍を果たした。

当時群馬を率いていた大槻毅監督は浦和アカデミー時代の恩師であり、その期待に応える形で群馬でも躍動。2023年シーズン途中にJ1アルビレックス新潟へジャンプアップし、昨年はJリーグYBCルヴァンカップ準優勝に貢献。そして今季から浦和へと返り咲いた男がどのような活躍を見せるのか注目を集めている。