日本代表FW古橋亨梧が加入したフランス・リーグアンのレンヌは、ホルヘ・サンパオリ監督を解任し、ハビブ・ベイ氏を新指揮官に任命したことを発表した。

公式サイトによれば契約期間は半年+1年間の延長オプション付きになっているとのこと。記者会見は31日に予定されている。

金曜日のトレーニングセッションからベイ氏と新たなアシスタントコーチとなるセバスティアン・ビシャール氏、オリヴィエ・サラガリア氏が指導を行うとのこと。

サンパオリ前監督は2023年11月にジュリアン・ステファン元監督が解任されたあとでレンヌの指揮官に指名された。

それから3ヶ月弱が経過しているが、チームには目立った改善点が見られておらず、先日のモナコ戦で敗北したあとには中心選手であるセコ・フォファナから「僕が監督なら違った方針を取ったかもしれない。戦術が受動的すぎる」と不満の声も上がっていた。

さらに、この1月のマーケットで行われた補強についてサンパオリ前監督は「自身の意向が反映されていない」としてフラストレーションを抱いており、クラブの上層部との対立も深まっていた。

新指揮官となるベイは1977年生まれの47歳で、かつてはセネガル代表として45試合に出場した名サイドバックだ。

2003年から所属したマルセイユでは中田浩二とともにプレーした経験を持ち、その際にはキャプテンを務めるなどリーダーシップにも長けた選手として知られていた。

中田浩二も!高校サッカー屈指の名門、帝京高校が輩出した「最強の5人」

引退後は評論家として活躍していたが、2021年に3部のナショナルリーグを戦っていたレッドスターFCのアシスタントコーチに就任し、その後監督へと昇格。後にクラブを6年ぶりの2部昇格に導き、そのタイトルを置き土産に退任している。

【厳選Qoly】中村草太も!2025シーズン絶対に注目して欲しいJリーグ最強の若手11人