昨季からリヴァプールでプレーする日本代表MF遠藤航。
アルネ・スロット監督体制となった今季は出場機会が減少しているが、指揮官はセンターバックでも起用できる遠藤のユーティリティ性とプロ意識を高く評価している。
プレミアリーグ首位を走るリヴァプールは、1日のボーンマス戦に2-0で勝利したが、遠藤はこの日も後半43分からの途中出場だった。
ただ、『This Is Anfield』は「あまり大きなプレーを見せる時間はなかったが、すぐにタックルを繰り出し、アウェイに駆け付けたKOP(リヴァプールサポーター)から素敵なアンセムを歌われ、珍しい演出を楽しんだ」と評価。そして、『Liverpool Echo』は「遠藤はNEWジェームズ・ミルナー」と讃えていた。
ミルナーは2015年から2023年までリヴァプールでプレーした元イングランド代表選手。
本職はMFながらリヴァプールではサイドバックもこなすなどチームのために献身的にプレーする姿勢でファンから絶大な支持を受けた。
37歳まで所属したリヴァプールでは332試合に出場。39歳になった現在は、三笘薫と同じブライトンでプレーしている。
遠藤もミルナー同様にユーティリティ性と献身的な姿勢を持ち合わせているが、同じような存在にまでなれるだろうか。