小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人トリオが所属するオランダ1部のNECナイメーヘン。
1日に行われた首位PSV戦は、終盤まで2点をリードされ敗戦濃厚だったものの、塩貝のゴールなどで3-3の引き分けに持ち込んだ。
19歳の快速FW塩貝は後半39分に投入されると、6分後にゴールを記録。
相手DFがGKに出したバックパスに反応すると圧巻の加速力でボールをかっさらい、ゴールを奪取!
塩貝が『和製エムバペ』との異名にふさわしいスピードを見せつけると、その直後に、浦和レッズを退団してNECに加入したブライアン・リンセンが劇的同点ゴールを決めた。
『ESPN』などによれば、NECのロヒアー・マイヤー監督は、170cmのリンセンを”ネズミ”と呼びつつ、その抜け目なさを称賛していたそう。
一方、PSVのピーター・ボス監督は、「3-1の時は冷静だったが、3-2になって少しナーバスになった。あれは不必要だった。3-2になる前は何もなかったが、(塩貝が決めた)あのゴールで、相手に再び自信を与えてしまった。ひどい。無慈悲なのかは分からない。試合は完全に手中にあった。貴重な勝点だったので、イラつく」と勝点2を逃したことに憤慨していた。
なお、61歳のボス監督は、現役時代にジェフユナイテッド市原でプレーした元Jリーガーでもある。