いわてグルージャ盛岡は1日、元日本代表MF小林祐希が北海道コンサドーレ札幌より完全移籍にて加入することが決定したと発表した。

小林は1992年4月24日生まれの32歳。東京ヴェルディのアカデミーで育ち、トップ昇格した2011年、いきなり34試合に出場。2年目には背番号10とともにキャプテンも託された。

同じ左利きの本田圭佑を彷彿とさせる物怖じしない発言で知られ、柔らかなタッチでボールをコントロールし、一発のパスで決定的なチャンスを作り出す司令塔タイプの選手として活躍。

メンタル面が成長したジュビロ磐田時代の2016年、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の日本代表へ招集され、その後はオランダやベルギー、韓国など海外でプレーした。

2022年7月にヴィッセル神戸でJリーグ復帰を果たし、2023年からは札幌に所属。ただチームのJ2降格もあり、昨季終了後に契約満了が発表されていた。

以下は今季JFLを戦う岩手へ加入することが決まった小林のコメント。

「小林祐希です。今シーズン、いわてグルージャ盛岡の一員として皆さんと闘うことになりました。

ここ数年グルージャにとっては苦しいシーズンが続いていますが、コーチングスタッフ、選手、スポンサー、そしてサポーターのみんなが1つになって、全員で上を目指しましょう。応援よろしくお願いします」

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なお今回のリリースを受け、昨季限りで現役を引退し、そのまま岩手でGM兼強化部長に就任した元日本代表の水野晃樹氏は自身のXアカウントにて「インスタライブでバレちゃっててごめん」と投稿。どうやら事前にSNSで“匂わせ”をしていたようだ。

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