この冬にセルティックからフランスのレンヌに移籍した日本代表FW古橋亨梧。
スコットランドでは165試合で85ゴールを叩き出し、得点源として活躍してきた。
エースFWを失ったセルティックだが、冬の移籍市場で新たなストライカーは獲得しなかった。
『BBC』によれば、元セルティックMFスコット・アレンは、古橋の後釜を補強しなかったことに驚いていたという。
「驚いたが、セルティックは1月の移籍市場でオプションを探していたが、それには至らなかった。
オプションを見てみると、昨夏に900万ポンド(17億円)で完全移籍させたアダム・イダーがいる。
亨梧がいなくなった今、彼は前線に立つことを狙っているだろう。前田大然もいる。彼は最前線でもプレーできるし、日本代表でもそれをやっている」
そのうえで、夏には古橋の後釜となるストライカーの補強が優先事項になるとも述べていた。
一方、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、古橋の後釜を補強しなかったことに対するファンの不満に理解を示しつつ、こう話していた。
「組織としては、理想的な終わり方ではなかったと思う。誰かのせいにはしたくない。我々はもう一人ストライカーが欲しかった。
サポーターたちは、最高のストライカー、伝説的なストライカーがいなくなったことを知るだろう。そして、我々はその代わりを獲得していない。
だから、(不満は)理解できるが、私にできることは、今あるものに影響を与え、一生懸命に働き、これまで素晴らしかったシーズンを締めくくることだ」
補強を狙っていたものの、実現しなかったということのようだ。
リーグでダントツの首位を走るセルティックは、24試合で67得点を奪っているが、古橋はチームトップの10ゴールを叩き出していた。