チアゴ・シウヴァ

所属した主なクラブ:ミラン、PSG、チェルシー

身長:180cm

チアゴ・シウヴァはとても静かな選手だったが、その一方でカリスマ性もあったという珍しいタイプだ。センターバックとしての存在感も豊かで、現代サッカーに求められるものをすべて備えていた。

スピード、テクニック、守備の技術、メンタル、そして攻撃能力。リーダーシップも含めて多くの評価を獲得し、各クラブで数多くのタイトルに貢献した。

現在は40歳になっているが情熱を失わずに現役を続けており、フルミネンセで若い選手たちに自身の経験を伝えている。

フランコ・バレージ

所属した主なクラブ:ミラン

身長:173cm

ACミラン一筋で20年近くプレーしたDFフランコ・バレージは、センターバックの代名詞とも言える存在だ。710試合に出場し、31ゴールを記録。15年間にわたりクラブのキャプテンとしてチームを牽引し、3度のチャンピオンズリーグ、6度のセリエA優勝など、合計21個のトロフィーを獲得した。

1982年のワールドカップ制覇に貢献し、その後もイタリア代表として重要な役割を果たすなど、世界中のディフェンダーから尊敬を集めた。小柄ながらも卓越したポジショニングと読み、そしてリーダーシップは、センターバックの原点ともいえる「お手本」である。

カルレス・プジョル

所属した主なクラブ:バルセロナ

身長:178cm

カルレス・プジョルはバルセロナの中でクラシカルな守備の要として独特の存在感を放った「闘将」。数々の栄光を獲得した伝説的チームの中で大きな役割を果たした。

3度のチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、スペイン代表としても100試合以上の経験を積む。2008年の欧州選手権、2010年のワールドカップ優勝と、国際舞台でも欠かせない存在だった。

プレーはまさにシンプルそのものであり、徹底したインテンシティと献身性によって相手を封じめるというスタイルで、今なお多くのファンに愛されている。