ボビー・ムーア

所属した主なクラブ:ウエストハム、フラムなど

身長:178cm

イングランドの伝説的ディフェンダー、ボビー・ムーアは、1966年ワールドカップ制覇の立役者として記憶されている。彼はその高いフットボールIQと瞬時の判断力で、相手の攻撃を事前に読んでいるようかのように、常に最適なポジションでボールをカットし続けた。

イングランド代表で108キャップを重ねた彼は22歳という若さでキャプテンに就任するなどリーダーシップにも優れていた。試合終了後に仲間と肩を組むシーンは、イングランドサッカーの象徴ともなっている。

彼の堅実な守備とリーダーシップは、後に続く世代のディフェンダーたちに大きな影響を与え、今なお語り継がれる存在だ。

ファビオ・カンナヴァーロ

所属した主なクラブ:ナポリ、インテル、パルマ、ユヴェントスなど

身長:175cm

2006年にバロンドールを受賞したファビオ・カンナヴァーロ。同賞を獲得した最後のディフェンダーであり、今なおその名誉は特別なものだ。

175cmという小柄な体格でありながらも、ディフェンスにおける卓越した技術とリーダーシップによって、イタリア代表をワールドカップ優勝に導いた。

クラブレベルでも名門クラブを渡り歩いてキャリア通算694試合に出場。時折見せる攻撃での貢献も評価され、多くの個人タイトルを獲得した。

欧州で活躍する「165cm以下」のスター選手たち

フランツ・ベッケンバウアー

所属した主なクラブ:バイエルン、ハンブルガーSVなど

身長:180cm

「デア・カイザー(皇帝)」として知られるフランツ・ベッケンバウアー。サッカー史上屈指のセンターバックであり、同時に守備の革命児でもある。

身長はイメージと違って平均的なものだが、リベロとして攻撃でも大きな役割を果たしつつ、フリースタイルのディフェンスとして試合全体に影響を与えるという存在だった。

その記録は623試合で150以上のゴールを決めたことで証明されている。また選手としても監督としてもワールドカップを制覇した数少ない人物であり、その厚生は枚挙にいとまがない。

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