フェイエノールトは5日、オランダカップ準々決勝でPSVと対戦。
リーグで首位を走るチームとのアウェイゲームということもあってか、試合はヨハン・バカヨコとフース・ティルのゴールでPSVの2-0勝利に終わった。
これで公式戦3連敗となったフェイエノールトだが、CLリール戦(1-6)、アヤックス戦(1-2)、そしてPSV戦(0-2)といずれも強豪相手。しかもすべてアウェイでの対戦だった。
とはいえ、3連敗には変わりなく、チームを率いるブライアン・プリスケ監督に対する風当たりは強くなっている。
PSV戦に先発したものの、ノーインパクトのまま69分にアルゼンチン人FWフリアン・カランサと交代した上田綺世も同様。
『VI』によると、この試合で「フェイエノールトには単純にクオリティが不足している」と指摘した解説者のマリオ・ベーン氏は、26歳の日本代表FWについて以下のように語っていた。
「上田は影のような存在だ。いや、そもそも彼がトップフォームにある姿を見たことがないが、とにかく物足りない」
ベーン氏はロッテルダム出身でフェイエノールトでプロデビュー。引退後2009年から2011年にかけて監督として指揮を執ったこともあるだけに、この日の上田のパフォーマンスにはかなり不満だったようだ。
エースFWサンティアゴ・ヒメネスがミランへ移籍し、真価が問われる状況となった上田。
「日本代表スタメン」なのに海外クラブで厳しい立場になっている3名
フェイエノールトは今週末、8日(土)に三戸俊介のいるスパルタ・ロッテルダムとのダービーマッチに臨む。