「タグマ! #女子サカマガ 日本女子サッカーアワード」は1月30日、サンフレッチェ広島レジーナ躍進の象徴的な活躍をした26歳のMF小川愛を、日本女子サッカー大賞2024に選出したと発表した。
「タグマ! #女子サカマガ 日本女子サッカーアワード」はリーグ、役職、国籍、性別の垣根なく、この1年間で最も日本の女子サッカー発展に貢献したと考えられる印象的な人物を表彰するアワード。
好きなJクラブやカルチャー・ジャーナリズムの最新情報を配信する有料ウェブマガジンプラットフォーム「タグマ!」全80メディアの中で、女子サッカー取材を行っているメディアの執筆者が審査員となり候補者を推薦。
今回は、選手、監督、経営者9名の候補者を対象に読者投票を実施し最多得票者を日本女子サッカー大賞としたという。
東京都出身で幼少期を海外で過ごした小川は、中学から全国屈指のサッカー強豪校・神村学園へ進学。その後、慶應義塾大学を経て、2021年にサンフレッチェ広島レジーナへ加わっている。
小川は2024年、3月3日に全治約3ヶ月のケガから復帰し2024年の公式戦初出場。するとそこから広島の躍進が始まり、2023-24シーズンのWEリーグでチーム別観客動員数1位を達成。先日はWEリーグのクラシエカップで連覇を達成していた。
以下は小川愛の受賞コメント。
「すごく重たいです。たくさんの方の思いが込められているトロフィーを持つことができて嬉しいです。
いろいろな人に支えてもらいケガから復帰できました。長期離脱するのは初めてだったので不安もありましたけれども、少しずつコンディションを戻し自分のプレーを出せるようになりました。カップ戦のタイトルもとれました。
エディオンピースウイング広島ができたこともあって、たくさんの方にサンフレッチェ広島レジーナを応援していただきました。自分の中ではすごい波のあった1年だったのですが、その分、たくさんのものを得られたと思います。
今は少しポジションが変わって、いろいろなことにチャレンジしている最中なので、もっと自分のプレーの幅を広げ、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思っています」
■日本女子サッカー大賞2024
小川愛(サンフレッチェ広島レジーナ)
■入賞
清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース→ブライトン)
川澄奈穂美(アルビレックス新潟レディース)
なお、小川が所属するサンフレッチェ広島レジーナは、3月8日(土)WEリーグ後半ホーム開幕戦にて、観客動員1万人を目指す、レジーナ史上初の一大プロジェクト「自由すぎる女王の大祭典」を開催する。