過密化の一途を辿っているサッカー界の試合スケジュール。トップレベルの選手は国内リーグ、国内カップ、国際的なカップ戦、さらに代表でのプレーと試合数がとんでもないことになっている。

今季新たなシステムを導入したUEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでも、現在この過密化を軽減するためいくつかのプランを検討しているようだ。

『Guardian』によれば、国際プロサッカー選手組合が以前から提案してきた「延長戦廃止」の検討が現在真剣に進められているとのこと。

UEFAチャンピオンズリーグなどでは新システムの導入によってさらに試合数が増加しているため、決勝トーナメントでの延長戦を廃止することで、シーズン終盤の過密化を緩和したいという。

もしホーム&アウェイの2試合でスコアが並んでしまった場合、そのままPK戦で勝負をつけることにすれば、30分のプレー時間を短縮することができる。

すでに欧州の様々な国内カップ戦では延長を廃止する動きは多くなっており、昨日行われたクプ・ドゥ・フランスも直接PK戦に進むシステムが導入されている。

また、伝統を重んじるイングランドでもFAカップの再試合が今季から廃止されるなど、過密スケジュールへの対策は徐々に行われ始めている。

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ただ、チャンピオンズリーグなどUEFAの大会についてはテレビ放映権の問題が絡んでくるため、執行委員会が承認して導入に至るのは早くても2027年以降になると考えられている。

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