イングランド2部に当たるフットボールリーグ・チャンピオンシップを戦うシェフィールド・ウェンズデイは、「日本人DF初瀬亮を獲得した」と公式発表した。
昨季ヴィッセル神戸でプレーし、Jリーグ優勝に大きく貢献した初瀬亮。この冬には契約更新を行っておらず、イングランドにわたって移籍先を探していた。
シェフィールド・ウェンズデイでの練習参加は以前から報じられていたがなかなか正式な加入まで至らなかったものの、ついにこのタイミングで契約を結んだことが発表された。
シェフィールド・ウェンズデイの監督を務めているダニー・レールは、初瀬について以下のように語っている。
「私にとってまず重要なことは、彼がここに来たときにどれだけの情熱を見せたかということだ。
最初に話し合ったときから、彼はシェフィールド・ウェンズデイの選手になりたいと言っていた。ここであなたのためにプレーしたいと。彼の考え方は素晴らしいものがあった。
リズムを掴むためには成長が必要になるだろうが、そうすれば彼は我々にとって素晴らしい選択肢の一つになるだろう。
興味深い選手になるはずだ。今後数週間でそれを見られるだろう。両サイドでプレーできる技術があり、1対1のデュエルではアグレッシブで、クロスボールは非常に危険であり、パスも得意だ。
彼は生まれながらのサイドバックであり、そのポジションで多くの経験を積み重ねている」
レール監督はかつてRBライプツィヒで分析官を務め、後にハンジ・フリックの下でアシスタントコーチを務めた経験を持っている35歳の若き指導者。
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シェフィールド・ウェンズデイでは2023-24シーズンの途中から指揮を執っており、これまで73試合を戦って30勝15分28敗という成績となっている。