先月27日にプレミアリーグ第23節でトッテナムと対戦したレスター。元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの同点弾などもありチームは勝利した。
しかしながら、そんなチームのアイコンに処分が科される可能性が出てきた。
イギリス紙『Mirror』によると、現在問題となっている行為はユニフォーム上のプレミアリーグのロゴを指差し、親指と人差し指で『ゼロ』のサインを作るジェスチャーを行ったセレブレーションだ。この行動はプレミアリーグのタイトルに、縁のないトッテナムを嘲笑したものだと思われる。
また今月3日のプレミアリーグ第24節アーセナル対マンチェスター・シティの試合では、アーセナルMFマイルズ・ルイス=スケリーによるマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに対する挑発行為も発生している。
こうした最近の同リーグで増加しつつある相手クラブを挑発するようなセレブレーションに対して、プレミアリーグの責任者であるトニー・スコールズ氏も苦言を呈した。
同氏は「正直に言うと、この(ルイス=スケリーのセレブレーション)は好きじゃなかった。彼は若い選手だからね」と語った上で、挑発行為の取り締まりの可能性について議論しており、それが「嘲笑や批判にまで及ぶ」場合は処分を検討していると明かした。
サッカーには「敵同士」の程よい緊張感も必要だが、改めてフェアプレーの精神と向き合う時が来たのではないだろうか。