日本代表FW上田綺世が所属するオランダ1部のフェイエノールト。
エースFWだったサンティアゴ・ヒメネスがミランに移籍し、2月10日にはブライアン・プリスケ監督が解任された。
今後、センターフォワードの座は、上田とアルゼンチン人FWフリアン・カランサが新体制の下で争うことになる。
そうしたなか、かつてフェイエノールトでもプレーした元FWハリー・ファンデルラーン氏は、『FC Rijnmond』でこう話していたそう。
「現時点では、カランサよりも上田を高く評価している。
このチームがお互い(選手同士?)を見つけるのに苦労していることも関係している。ストライカーにとって、それが一番難しいことなんだ。
前にも言ったが、上田はストライカーというより、ストライカーの周りでプレーできる選手だと思う。ただ、そうなると、プレースタイル全体を変えなければならないし、その点には注意が必要だ」
上田をより評価しているとしつつ、セカンドトップタイプだという持論も口にしていた。
今季のフェイエノールトは、リーグ2位となる46得点を叩き出しているが、上田とカランサはそれぞれ3ゴール(チームトップは6ゴール)。
ミッドウィークにはCLミラン戦、週末にはNACとのリーグ戦が控えているが、上田の起用法に注目だ。