イングランド2部のチャンピオンシップで首位を走るリーズ・ユナイテッド。

11日に行われた第32節のワトフォード戦でもアウェイで4-0の快勝を収め、きっちり勝点3を上積みした。

日本代表MF田中碧はこの日も先発。途中交代する81分までプレーし、中盤において攻守でチームをオーガナイズした。

駄目押しとなった62分の4点目では、バイタルエリアで田中がボールキープ。ターンをしながら相手選手のプレッシャーを外したことで、マノル・ソロモン、ヨエル・ピルーとつながりゴールが生まれている。

田中が勢いよく寄せてきたワトフォードMFトム・インスを見事にあしらった場面。

リーズのサポーターからは「田中がインスを公園で犬のように散歩させたみたいだハハハ」「インスは今朝になってもまだぐるぐる回っているらしい」「このゴール大好き。特に田中が文字通り相手を翻弄しまくって、ピルーがシュート前に絶妙に引いてから打つ流れ。フレンチキス級の美しさ」といった声が上がっていた。

ちなみに、33歳のトム・インスは、イングランド代表で53試合プレーしたレジェンドMFポール・インスの息子。英国内でよく知られた2世選手だけに、翻弄した田中に対して大きな称賛の声が集まった。

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リーグで14戦無敗(10勝4分)、7試合連続クリーンシート中のリーズ。次戦は17日、4位サンダーランドとの上位対決に臨む。

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