レアル・マドリーで活躍するイングランド代表MFジュード・ベリンガム。
21歳ながら1.8億ユーロ(288億円)もの市場価値がある世界的スターだ。
そのベリンガムは、15日のラ・リーガ第24節オサスナ戦でプロ人生初の一発退場になった。
前半39分、主審に対する暴言があったとして、レッドカードを提示されたのだ。
ベリンガムはその判定に唖然としており、ルカ・モドリッチらが抗議したものの、判定は覆らず。
ホセ・ムヌエラ主審は、マッチリポートでベリンガムを退場にした理由は「Fuck You」という発言があったためと記載。
ただ、『Movistar』の映像では、ベリンガムの発言は「僕はあなたに敬意を持って話している。Fuck off」というものだったとされている。
レアルのカルロ・アンチェロッティ監督もこう述べた。
「ベリンガムへのレッドカードは、審判が英語を正しく理解していなかったと思う。彼はFuck youではなく、Fuck offと言った。
彼(審判)はミスをした。スペイン語に翻訳するなら『don’t fuck with me』だからね。攻撃的なものではなかった。
レッドカードが出たのは審判がナーバスになっていたからだ。ジュードは退場させられるようなことは何もしない。審判が翻訳を間違えた」
『AS』によると、レアルはベリンガムへの処分に対する不服申し立てを行う見込み。
侮辱発言の場合は4~12試合の出場停止になるが、軽微な場合は1~2試合に軽減されうるとのこと。