レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英。
今年6月で24歳になるレフティは、今夏にプレミアリーグへの移籍が噂されている。ただ、昨年12月にソシエダとの契約を2029年まで延長した。
『Noticias de Gipuzkoa』によれば、久保は自らの去就についてこう述べたという。
「結局のところ、僕が言えるのは、契約を更新したばかりだということ。契約を更新した翌年に移籍する選手もいるけど、それは各選手のニーズ次第。僕が言えるのは、ここでとても幸せだということ。
ソシエダはさらなる高みを目指すクラブであり、そのためには結果が重要だが、ファンやクラブの観点から考えると、キープレーヤーがここに留まりたいと思うことが大事。
ここに残りたいキープレーヤーがいる場合、それは長い歴史を持つチームながら、才能を育てて売り出すクラブになるか、または大きなクラブだと人々が考えるチームになるかの分かれる道になる。
自分は今季6ゴールを決めているが、もっと決めているべき。(ソシエダに)自分が与えられるすべてを出し切れていない。
いつかチームを去ることになったら、それは大きな扉、とても大きなものからでなければならない。自分の結果に満足していなければいけないが、現時点ではそうではない。
ビッグネーム(ビッグクラブ)が選手に注目してくれるのでクラブにとってはいいことだけど、メリ(アーセナルに移籍したミケル・メリノ)やロビン(アトレティコ・マドリーに移籍したル・ノルマン)や他の選手の場合のように、別の観点から見れば結局はよくない。(それでも)そういうことは起きるけれど、僕はここでとても幸せで、まだ自分のパフォーマンスに満足していない。
スターダムについては分からないけれど、責任を感じ始めなければならない。今日のラインナップ(EL)を見れば、僕は年長組のひとりだ。これは以前はなかったこと。
このチームは経験はあるがとても若い。僕はこのチームで最も経験のある選手のひとりであり、だからこそ、引き受けなければならない責任がある」
ソシエダへの残留をほのめかす発言にも聞こえるが、果たして。
大ショック!「残留宣言」後あっさり移籍した裏切りスター10人
なお、久保とソシエダとの契約には6000万ユーロ(96億円)の契約解除料が設定されている。