エリック・カントナ

所属した主なクラブ:マルセイユ、マンチェスター・ユナイテッド

国籍:フランス

エリック・カントナは、オールド・トラッフォードでの黄金期でマンチェスター・ユナイテッドに大きな影響力を与えた人物であり、そして風変わりなカリスマでもあった。

尊大不遜な態度、勝利に導くリーダーシップを持ちながら、1996年にはセルハースト・パークのサポーターを飛び蹴りするなど多くの事件も起こした。

その事件に関する記者会見でのコメントは今でも語り草である。「カモメがトロール船を追いかけるのは、イワシが海に投げ込まれると思っているからだ」

マリオ・バロテッリ

所属した主なクラブ:マンチェスター・シティ、インテル、ミラン、リヴァプール

国籍:イタリア

常に意見が分かれる選手であったマリオ・バロテッリ。彼の才能については誰もが認めているものの、試合に対する姿勢は誰もが疑問を持っている。そのキャリアは常に奇行とともにあった。

部屋の中で花火をしてボヤ騒ぎを起こしてみたり、代理人に借りた高級車を一瞬で事故車にしてみたりと、まるで予測不可能な人物であったと言える。

ポール・ガスコイン

所属した主なクラブ:ニューカッスル、トッテナム、ラツィオなど

国籍:イングランド

ガスコインはイングランドサッカーの歴史上最も創造性があった選手だ。今もファンの間で絶大な人気を誇っているレジェンドであり、1990年のワールドカップで準決勝進出を導いた英雄でもある。

ただ彼は現役時代から風変わりな人物であり、夜遅くまで見知らぬ人とテニスをやって監督の怒りを買ったこともある。引退後はアルコールに溺れてしまい、健康を取り戻すまで何年もの日々を必要とした。