日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは、UEFAチャンピオンズリーグの決勝ラウンドプレーオフでミランを2試合合計2-1で下した。
1stレグに1-0で勝利していたフェイエノールトは、18日の2ndレグも1-1で引き分けて、勝ち抜けが決定。ただ、上田は怪我のために欠場している。
値千金の同点ゴールを決めたFWフリアン・カランサは、「これはキャリアで最大の成果だ。自分がここにいるのは、このような試合をプレーするため。クラブでのスタートは難しいものだったけど、今日決勝点を決めたことは、一生忘れられない思い出だ」と喜んでいた。
一方、敗退となったミランは、開始1分に元フェイエFWサンティアゴ・ヒメネスが先制点を奪うも後半にテオ・エルナンデスが退場になり数的不利での戦いを強いられた。
『VI』によれば、ミランのアドバイザーであるズラタン・イブラヒモヴィッチは「フェイエノールトが俺たちより優れていたわけではない。俺たちは自滅した。失望しているし、怒っている。成熟さが欠けていた。チャンピオンズリーグを去るのは大きな失望だ」とうなだれていたそう。
イブラヒモヴィッチも…CLで優勝できなかった世界最強イレブン
なお、上田はハムストリングを痛めて数週間プレーできない可能性がある。そのなかでライバルFWカランサが活躍したのは、チームでの序列に影響するかもしれない。