22歳の日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマは、5日に行われたセリエA第31節で首位インテルと激突した。
昨季王者のインテルは、今季も31試合で69ゴールとリーグトップとなる攻撃力を誇る最強チーム。そのインテルはボール保持率62%、シュート20本とパルマを圧倒した。
前半に鈴木が守るゴールから2点を奪うも、後半はパルマが2点を奪い返し、2-2の引き分けで試合はタイムアップを迎えている。
鈴木の現地評価は、6~6.5。
『Eurosport』は「彼の成績表には、インテルFWラウタロ・マルティネスとの1対1での決定的な介入が含まれている。アルゼンチン人はミスをしたが、彼は猫だ。 ダルミアンとテュラムのゴールには何の責任もない」として、鈴木に6.5点の評価を与えていた。猫のような鋭い身のこなしを見せていたようだ。
ベンチ入り禁止処分のシモーネ・インザーギ監督に代わって指揮を執ったインテルのアシスタントコーチ、マッシミリアーノ・ファリスは「試合をコントロールしているように見えたが、試合を変えたのは交代ではなく、大きく成長したパルマだった。彼らが再び調子を取り戻すきっかけと許すべきではなかった」とコメント。
16位のパルマはこれで4試合連続ドロー。13日には8位フィオレンティーナと対戦する。