なでしこジャパンは6日、ニルス・ニールセン新監督の国内初戦として大阪のヨドコウ桜スタジアムでコロンビアと対戦。

試合は、籾木結花のPKが相手GKにストップされた直後の35分、コロンビアがカルラ・トーレスのヘディング弾で先制。南米の新興国はその後も高い技術としたたかさで日本にペースを握らせず。

ようやく後半アディショナルタイム、なでしこは高橋はなのPKで追いついたものの、そのまま1-1で終了。新体制初陣でいきなりSheBelieves Cup優勝という結果を残したチームにとっては、課題が見つかる良い親善試合となった。

試合では20歳の新星・松窪真心(20番)の切れ味鋭いプレーも光った

そんなコロンビア戦前日の5日、なでしこジャパンは浜野まいか(チェルシー)がコンディション不良のためチームを離脱。新たに眞城美春(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が招集されている。

眞城は2007年2月5日生まれの18歳。昨年出場したU17女子アジアカップでは、14番を背にMFながら4ゴールを記録。チームは決勝で北朝鮮に敗れ準優勝に終わったものの、大会MVPを受賞している。

類まれなテクニックと高い判断力から、ベレーザの先輩である長谷川唯にもたとえられる逸材が、早くもなでしこジャパン入りを果たした格好だ。

6日の試合はベンチ外となった眞城だが、試合後に長谷川からいろいろと話を聞いている様子も見られた。

なでしこはこのあと、8日にJ-GREEN堺でコロンビアとのトレーニングマッチを行う予定。中1日での開催となるため先発は大きく入れ替わることが予想されるだけに、眞城が“なでしこデビュー”を飾る可能性は高いとみられる。

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4月8日(火)15時から行われる試合は、『SPORTS BULL(スポーツブル)』にて生配信される。

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