2026年W杯に向けたアジア最終予選で日本代表と同じグループCを戦っている中国代表。
日本との2試合で計10失点したこともあり、残り2試合の段階で得失点差により最下位となっている。
中国は6月に行われる予選最後の2試合で、インドネシア、バーレーンと対戦する。
『163』によれば、もし予選敗退となれば、ブランコ・イヴァンコヴィッチ監督は解任されうるという。
そうなった場合にはカルロス・ケイロス氏を高額の給与で雇うことを検討するとのこと。
72歳のケイロス氏は、マンチェスター・ユナイテッドでアレックス・ファーガソン監督のアシスタントを務めると、レアル・マドリー、ポルトガル代表、イラン代表、コロンビア代表、エジプト代表、カタール代表などを率いた大物。スポルティングCPを指揮したこともあり、クリスティアーノ・ロナウドとも懇意の仲だ。また、1996~1997年には名古屋グランパスの監督も務めた(アーセン・ヴェンゲルの後任)。
中国は2021年に収賄事件でリー・ティエ監督を解雇した時点でケイロス氏の招聘を狙っていたが、要求年俸が高すぎたためにやむなく断念していたとか。
ケイロス氏は2023年末にカタール代表を解任されてからは無所属となっており、指導力とアジアへの理解を兼ね備えた大物として期待されているようだが、果たして。