かつて中国代表として92試合に出場した李鉄(リー・ティエ)。

47歳の同氏は、2019~2021年まで中国代表監督を務めたが、このほど中国当局から収賄罪などで懲役20年の判決を下された。

ただ、『RFA』によれば、中国のネットユーザーからは「軽すぎる」という声が相次いでいるとか。

中国人民検察院によると、李鉄は2015~2021年に7700万元(約16億円)を不正に受け取ったほか、代表監督の地位を得るために賄賂を贈り、プロチームの監督時代には選手に八百長をさせるためにチームとともに4000万元(約8.4億円)を受け取っていたとか。合計額は1.2億元(25.3億円)ほどになるとも。

一方で今年3月には8103万元(約17億円)の賄賂を受け取ったとして中国サッカー協会元会長に終身刑が宣告されており、より金額の多い李鉄への判決がむしろ軽かったことへの反発があるようだ。

「軽すぎる」「たった20年」「中国代表にまたもや囚人誕生」「李鉄、鉄のドア、鉄の窓、鉄の鎖!」と嘲笑する声もあるとのこと。

また、中国国営メディアは、黒いパーカーを着た李鉄が判決を下される法廷での写真を公開。

「特徴的な髪型がそのままだったことが中国のSNSであるWeiboで議論になっている」とか。弁護士はまだ髪を切っていないと説明していたそう。

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李鉄はやや長めの髪が特徴的だったが、それを断髪していないことが問題視されているのだろうか(現在は長髪までいかない程度の長さに見えるが)。

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