ポーランド1部のレギア・ワルシャワは10日、UEFAカンファレンスリーグ準々決勝1stレグでイングランドのチェルシーと対戦した。
ホームにプレミアリーグの強豪を迎えての一戦。なんとか良い結果を手にしたいレギアは、日本代表MF森下龍矢を1トップで起用するという奇策に出る。
レギア加入以来さまざまなポジションで出場し、ゴールやアシストを量産してきた森下だが、さすがに1トップは初めて。しかし試合は序盤からチェルシーペースで展開した。
なんとかスコアレスで折り返すことに成功したレギアだったが、49分にタイリーク・ジョージが先制点。その後もノニ・マドゥエケが2点を追加し、チェルシーがアウェイで3-0の快勝を収めている(森下はフル出場)。
「まさに『二つの世界の衝突』でした」
チェルシーとの対戦をそう振り返ったレギアのゴンサロ・フェイオ監督は、「ボール回し、ポジショナルアタック、ボールロスト後の反応、運動能力の高さなど、あらゆる面で支配されました」と実力差を認めていた。
準決勝進出に向けて難しい状況に立たされたレギア。スタンフォード・ブリッジでの2ndレグは1週間後の4月17日(木)に行われる。