ペップ・グアルディオラ vs ジョゼ・モウリーニョ

サッカー界の宿敵として名高いジョゼップ・グアルディオラとジョゼ・モウリーニョ。2011年に行われたチャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナとレアル・マドリーの熱戦を前に、両者は容赦ない挑発を続けていた。

モウリーニョはいつものスタイルで過激なコメントをしており、グアルディオラがコパ・デル・レイ決勝でクリスティアーノ・ロナウドのゴールについて不満を述べていたことを批判していた。

そしてグアルディオラは、試合前の記者会見で「このレアル・マドリーの会見室では彼がリーダーであり、私は太刀打ちできない。バルセロナが彼に匹敵する人物を求めているなら、別の監督を探すべきだ」と感情を顕にしていた。

両者の舌戦が繰り広げられた試合は、グアルディオラが率いるバルセロナが2-0で勝利するという結果に。2試合合計でも3-1とバルセロナが上回り、ウェンブリー・スタジアムでの決勝戦にコマを進めている。

ティボー・クルトワvsジョーダン・ピックフォード

2018年のワールドカップにおいてイングランド代表の守護神を務めたジョーダン・ピックフォード。グループステージのベルギー戦ではアドナン・ヤヌザイの決定的なゴールを許して批判を浴びた。

そして、対戦相手だったベルギーのGKティボー・クルトワは、ピックフォードはあまり体格に恵まれていないことを引き合いに出して「もし自分があの位置に立っていたら、必ず防げていたよ」と挑発した。

ピックフォードはそれに対し「自分が一番大きなキーパーじゃなくても、全然気にしないよ」とコメント。コロンビアを相手にPK戦で勝利したあと、自らの実力を証明するように語っていた。

後にクルトワはBBCのインタビューで「相手を侮辱しようとした訳ではなく、単に自分だったら届くボールだったと言っただけだった。彼の身長を馬鹿にしたことはない」と弁解している。