明治安田J3リーグは今週末に第10節が開催予定。その先陣を切って、18日(金)に首位FC大阪が16位ザスパ群馬とホームで対戦した。
試合はなんと、平日の14時から、しかも隣県の和歌山県立紀三井寺公園陸上競技場で行われた。
FC大阪の本来のホームスタジアムである東大阪市花園ラグビー場ではこの週末、19日(土)と20日(日)に「関西ラグビーフットボール協会100周年記念 2025関西セブンズフェスティバル」が開催。
また、本日夜もジャパンラグビー・リーグワンの花園近鉄ライナーズと九州電力キューデンヴォルテクスの一戦で埋まっており、他会場での試合開催を選択せざるをえなかったようだ。
試合は前半に群馬が自慢の攻撃サッカーで2点を先行。しかし後半、FC大阪は65分に木匠貴大が1点を返すと、72分には島田拓海が決めて同点に追いついた。
その後も攻め立てたFC大阪だったが、逆に後半アディショナルタイム、群馬の玉城大志が勝ち越し弾をゲット。
しかし試合はこれで終わらず、1分後にFC大阪の西村真祈が同点とすると、さらにその1分後、再び西村がヘディングで逆転弾を叩き込んだ。
「彼がJ1へ行ったら普通にやれる」Jリーガーが注目するJ3で格の違いを見せ続ける実力者とは
平日昼間に374人の猛者が集った和歌山での一戦は、後半アディショナルタイムだけで3点が入る大激戦に。そのまま4-3で勝利したFC大阪が今季ホーム無敗を維持し、暫定ながら2位栃木シティとの勝点差を5へと広げている。