久保建英が所属するレアル・ソシエダは、20日に行われたラ・リーガ第32節ビジャレアル戦に2-2で引き分けた。
この日はシュート20本を打たれるなど相手に押し込まれる展開で久保も苦闘。ソシエダは、残り6試合で9位と苦しい戦いが続いている。
試合後、久保は「地獄でしたね」と発言。引き分けには値せず、相手チームのほうが勝利にふさわしかったと本音を吐露していた。
スペイン紙『AS』もこの発言を取り上げている。
「久保建英、悔しさで試合を終える。試合後、久保は『地獄』だったと語り、イマノル監督が後半からフォーメーションを変更したことで、自身のプレースタイルが損なわれたと語った。
ボールコントロールがほとんどできず、相手に翻弄されたのだ。そのため、久保はマイクの前でいつもの誠実さを見せ、チームは『引き分けに値しなかった』と認めた。
久保は、イマノル監督が5バックに切り替えたことでボール支配率が大幅に低下した後半に苦戦したと指摘。レアル・ソシエダは崩壊し、守備とボール奪取と素早いカウンターアタックに終始したが、数回を除いて成功せず。日本人選手がもっとも楽しむボール支配の時間もほとんどなかった。
久保は後半に苦戦したことを試合後に認めていた。日本人選手の言う通りだった。
前半もビジャレアルが優勢だったにもかかわらず、ソシエダは相手ゴールを脅かし、4つの決定機を作った。そのうち2つは久保から生まれたもの。
後半に入ると状況は一変し、久保はその点を指摘せざるを得なかった。ちなみに、彼はリーグ戦で約2ヶ月ゴールがない」
ソシエダのイマノル監督は後半からシステムを変更したものの、それは不発に終わった。現地でも久保の指摘は、真っ当だととらえられているようだ。
ソシエダは23日にアウェイでアラベスと対戦する。