MF三好康児が所属するドイツ1部VfLボーフムとキットサプライヤーのMizunoは22日、地元ボーフムの伝統的な祭りを祝う特別なユニフォームを発表した。
VfL Bochum 2024-25 Mizuno “Maiabendfest” Kit
ボーフム 2024-25 Mizuno “Maiabendfest” 限定ユニフォーム
地元の一大イベントである祭り「Maiabendfest」を祝うユニフォームは、クラブカラーであり街の色でもあるブルーを基調としたデザイン。ボーフムでは珍しいタスキ掛けスタイルとなっている。
シャツ全面に薄っすらと、街の紋章に使われているダイヤモンド柄を落とし込む。最近のMizunoが得意とする、シンプルで美しい色・デザインだ。
今年で637回目となるこの祭りは、1388年にドルトムント人によって奪われた家畜を取り戻し、その英雄たちを讃えたことが原点なのだという。背面の首元には祭りのモットー“Junge, do kass di drop verloten!”をレタリングする。
祭りの名は英語だとMay Eve Festival、つまり“5月前夜祭”とも訳せるが、その名の通り毎年4月最後の週末に開催されるボーフムの伝統行事。青白のタスキ柄は、祭りのパレードの際に着用するタスキをモチーフとしている。
ボーフムはどうなる?!特別ユニフォームを着て「ホームで敗れた」欧州の6チーム
この特別ユニフォームは、27日にホームで行われるブンデスリーガ第31節ウニオン・ベルリン戦で着用される。他会場の結果次第では、入れ替えプレーオフや降格といった16位以下が確定するボーフムにとって、文字通り絶対に負けられない一戦だ。
一般向けにはクラブ公式オンラインストアで販売中。637回目の祭りにちなんで6,370着の数量限定販売となるが、完売した場合は再販売を予定しているとのこと。