アジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のベスト8に勝ち進んだ横浜F・マリノス。
26日の準々決勝ではアル・ナスルと対戦する。アル・ナスルはクリスティアーノ・ロナウドら有名スターを擁するサウジアラビアの金満チームだが、リーグ戦では3位に甘んじている。
22日のダマク戦は40歳ロナウドを温存し、累積警告のサディオ・マネも欠くなか、終了間際の劇的ゴールで3-2の辛勝を収めた。
ただ、アル・ナスルはリーグ戦で7試合連続失点しており、ファンはそこを不安視しているとか。
『Kooora』によれば、ステーファノ・ピオーリ監督は、ダマク戦後にこう話していたという。
「リーグ戦ではどのチームも苦戦しており、ファンやメディアはネガティブな話題ばかりに注目しているが、大事なポジティブさもある。
ダマク戦は、他のリーグ戦と同様に難しい試合だった。重要なのは、逆転勝利できたこと。
現段階のリーグ戦は非常に厳しく、どのチームをできるだけ多くの勝点を獲るために戦っている。
今の我々はACLEに集中しており、そのためにしっかりと準備を進めている。選手たちのパフォーマンスには満足している。彼らはハードワークしているし、我々は常にミスを最小限に抑え、よりよいパフォーマンスを発揮できるよう努めている」
59歳のピオーリ監督は、インテルやミランなどを指揮した経験を持つイタリア人指揮官。
J1で最下位に低迷する横浜FMは監督交代に踏み切ったばかりだが、アル・ナスルにどのような戦いを見せるだろうか。
なお、アル・ナスルは、ACLEに限れば、最近4試合連続で無失点となっている。